アマゾンの商品説明についている「prime」マークの意味

アマゾン プライムマークの意味

アマゾンの商品サイトを見ていると、下のイメージ(青枠)のような”prime”マークをよく見かけますよね?

このprimeマークとは、一体どのような意味を持つのでしょうか?

簡単に言ってしまうと、アマゾンプライム会員が購入する際にプライム配送特典が適用される商品に、このprimeマークが付いているのです。

本記事では、このプライム配送特典の内容について説明します。
また、後半ではプライム会員でなくてもprimeマークが重要な意味を持つことについて説明します。

プライム配送特典とは?

以下に、プライム会員とプライム会員以外の配送特典の違いをまとめてみました。

配送特典プライム会員プライム会員以外
通常配送料無料410~450円
お急ぎ便無料510~550円
お届け日時指定便無料510~550円
プライム・ワードローブ無料使用不可

主には配送料金の違いとなります。
また、衣服やアクセサリー等の一部の商品については、「プライム・ワードローブ」という、プライム会員限定で利用可能な無料サービスがあります。

通常配送料

アマゾンが出荷する商品の場合、通常は合計2,000円以上の購入で送料は無料になりますが、2,000円未満の場合は基本的に有料であり、その価格は410~450円(北海道・九州・沖縄・離島は450円、その他は410円)となります。

プライム配送特典が適用される場合は、2,000円未満の購入となる場合でも配送料が無料になります。

商品価格2,000円以上2,000円未満
届け先全国本州・四国
(離島を除く)
北海道・九州・
沖縄・離島
一般会員無料410円450円
プライム会員無料

2,000円未満の比較的定額な商品を購入する場合に410円以上の送料がかかるのはちょっと大きいですよね?
プライム会員の場合は2,000円未満の購入金額でも送料は無料になります。

注意しておきたいのは、プライム会員でも送料が無料になるのは、primeマークが付いている商品に限るということです。これは以降のお急ぎ便、日時指定便でも同様です。

メール便等で配送されるような一部の小型の商品など、配送料が異なる場合があります。

お急ぎ便

注文した商品が3日以内に届くサービスがお急ぎ便です。(都市部であれば多くの場合は翌日に届きます)

届け先本州・四国
(離島を除く)
北海道・九州沖縄・離島等
一般会員510円550円なし
プライム会員無料

残念ながら沖縄や離島等一部の地域ではお急ぎ便を使うことはできません。

その他の地域では一般会員(プライム会員以外の会員)は510円かかるのに対し、プライム会員は無料でお急ぎ便を選ぶことができます。

地域にもよりますが、お急ぎ便にすると「当日発送 / 翌日納品」と言った感じになることが多いです。

お急ぎ便を使わない場合は最短で「翌日発送 / 翌々日納品」になることが多いです。

実際には、注文した時間や購入した商品が届け先に近いアマゾン倉庫に在庫があるかどうか等で最短の配送日時が変わるようです。

お届け日時指定便

注文した商品の受け取り日時を指定できる配送です。

日時指定なんて普通の宅配便では無料で可能なのがあたりまえなのに、別料金が必要になるのもちょっと納得いかない気がするかもしれませんが、アマゾンの場合は基本的に有償となります。

アマゾンの日時指定便は最短の場合「お急ぎ便」と同等なことが多いです。(最短でもお急ぎ便の翌日なこともありますし、むしろ、翌日の午前中など、お急ぎ便より速い日時を指定できることもあります)

届け先本州・四国
(離島を除く)
北海道・九州沖縄・離島等
一般会員510円550円なし
プライム会員無料

お届け日時指定便の条件・料金はお急ぎ便と同じです。
こちらもプライム会員は無料で指定することができます。

プライム・ワードローブ

こちらのサービスは、服・シューズ・アクセサリー等を試着できるサービスです。

配送とは別物ですが、アマゾンでは配送特典の一つとしてくくっているようなので簡単に紹介しておきます。

具体的には、例えば服やシューズであれば、いくつかのサイズを届けてもらい、試着してみて気に入ったもの・フィットしたサイズだけを購入できるというサービスとなります。
購入しないものは、同梱されている返送用の伝票(着払いなので送料は不要)で送り返すだけです。

このサービスは「prime wordrobe」マークがある商品のみについて適用できるものであり、全ての「prime」商品で使えるわけではありません。

プライム・ワードローブはプライム会員のみに無料で提供されるサービスであり、一般会員は使うことができません。

プライム会員になるべきか?

純粋に配送料金のみを考えた場合、月に1回以上アマゾンに配送料を支払うよりも、アマゾンプライムの会費のほうが安くなります。(年間プランの会費を払う場合)

つまり月に1回以上(年間12回以上)、配送料が発生する2,000円未満の買い物をする場合はプライム会員になったほうが得になります。

そこまで配送料を払うことはないという場合ですが、プライム会員に付与されるその他の特典をどの程度利用するかどうかということになるかと思います。

プライム会員の特典等については以下の記事で詳しく説明しています。

Amazonプライム会員の特典まとめ
Amazonプライム会員の特典をまとめ。プライム会費って払う価値あるの? 元は取れるの? どういう人がプライム会員になったほうがお得なのか解説します。

prime会員はその会費に対して驚くほど特典が充実しており、実際かなりのアマゾンユーザーがprime会員になっています。

 

一般会員でもprimeマークの有無は気にすべき理由

primeマークはプライム会員が配送特典を受けることができるかどうかを示すものなので、一般会員には関係ないと思うかもしれませが、一般会員でも知っておいたほうが良い理由があります。

それを知るために、まずはどのような商品にprimeマークが付いているのかを知っておきましょう。

primeマークが付いている商品

primeマークがつけられる商品には大きく2通りあります。

まずは、出荷元がアマゾンとなる商品です。具体的には、アマゾンの倉庫から発送される商品となります。
primeマークが付いている商品の大部分はこれに該当します。

もう1つのケースは、prime商品として扱うことがアマゾンによって許された販売パートナー(アマゾン以外の販売者)が販売する商品です。これらは「マケプレプライム(マーケットプレイス・プライム)」と呼ばれています。

アマゾンから出荷されるので配送が速い

アマゾンが出荷する商品は、大抵の場合は通常配送でも翌日発送と、比較的配送が速いです。

また、万が一の際の返品・返金処理も(販売元がアマゾンではなくても)アマゾンが担当するため、買い手にとっては比較的信頼できるサポートを得られる商品とみなすことができます。

アメリカ発祥のサービスだけあって、アマゾンは顧客重視(買い手重視)の姿勢が強く、ちょっとでも問題があった商品の返品・返金はほとんどの場合認められます。

ただし、返品・返金が通常よりも多いユーザーにはアカウント削除等のペナルティが課せられることもあるようです。

また、マケプレプライムの商品も、アマゾンにprimeとして取り扱うことができると(アマゾン発送の商品と同等のサービスを提供できると)認定された販売元が販売する商品となります。
すなわち、アマゾンのお墨付きがある業者の販売なので、比較的安心して購入することができます。

primeマークは信頼の証

このように、primeマークは比較的信頼できる/安心して購入できる商品と考えることができるので、プライム会員でなくてもprimeマークの有無は見ておいたほうが良いと思います。

アマゾンでは、同一商品をいくつかの販売者が販売しているケースが多いです。
このような場合に、販売者によってprime商品であったりそうでなかったりすることもあります。

基本的には、価格が同じであればprime商品を選択するデメリットはありませんね。
価格に違いがない場合は、prime商品(アマゾンの倉庫に在庫がある商品)をえらぶことをおすすめします。

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