Amazonプライム会員の特典まとめ

Amazonプライム特典

有料会員向けのサービスである「Amazonプライム」で得られるメリットはたくさんあるのです。全部知っていますか?

本記事では、 会員が受けることのできる特典にはどのようなものがあるのかについて解説し、どういう人が会員になるべきかについても説明していきます。

Amazonプライムとはどういうもの?

Amazonプライムとは、Amazonがプライム会員向けに提供する様々な特典を使うことのできる会員制プログラムのことです。

後に詳しく説明しますが、プライム会員が受けることができる特典には、アマゾンで購入した一部商品の無料配送を含む配送特典やVODサービス(Prime Video)、音楽配信サービス(Prime Music)の他、本・雑誌の読み放題サービス(Prime Reading)等、様々なものがあります。

料金

Amazonプライムの料金は以下のとおりです。

月間プラン年間プラン
500円/月4,900円/年 (月あたり換算で約408円/月)

特に理由がない限りは、年間プランを使うとだいぶお得になりますね。

なお、プライム会員に加入して最初の30日は無料体験期間となります。
この無料体験期間中にプライム特典を体験した上で会費を払って継続するかどうかを判断することができます。
30日たっても退会しない場合は自動的に継続となってしまいますので注意してください。

それでは、(年間プランで)約400円くらいの料金で得られる得点について、これから見ていきましょう。
かなりのメリットがあることがわかると思いますよ。

プライム特典

配送特典

アマゾンでの買い物を比較的よくする人には見逃せない特典です。

アマゾンで商品を購入する際、アマゾンが出荷する商品については、2,000円未満の購入金額の場合は送料がかかってしまいます。

詳しくは、こちらで説明していますが、例えば届け先が本州・四国の場合は410円の送料となります。

プライム会員は、この送料が無料となります。
送料を無料にするため、わざわざ2,000円以上の購入金額になるように調整したりしていませんか?
プライム会員であれば、こんなことをする必要がないのですね。

また、お急ぎ便(荷物が早めに届く)や日時指定便を使う場合も本来有償なのですが、プライム会員は無料となります。

つまり、2,000円未満の買い物を月に1回以上のペースでする場合は、もうそれだけでプライム会費の年間プラン(月換算約408円)の元が取れちゃうというわけですね。

Prime Video

Prime Videoとは、アマゾンが提供するVOD(ビデオ・オン・デマンド)サービスです。

アマゾンで買い物はあまりしなくても、これだけのためにプライム会員になっているという人も多いと思います。

一部最新の映画等を覗いて、プライム会員であれば追加料金無しで多くの配信動画が見放題となります。

見放題となる配信動画数は1~2万本と言われており(正確な数は非公開)、U-NEXTやNetflixなどの動画配信専門サービスには劣りますが、月額500円以下であることを考えると、Prime Videoだけでもかなりのお得感があります。

また、アマゾン独自のコンテンツも積極的に世界各国で制作・配信されており、日本のコンテンツでも「HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル」や「バチェラー・ジャパン」などと言ったヒット作も多く生み出しています。

ちなみに、非プライム会員でもPrime Videoを見ることはできます。ただし、ごく一部(連続ドラマの第1話のみ等)を覗いて動画(番組)ごとに料金を支払う必要があります。

Amazon Music Prime

こちらは約200万曲と言われる楽曲数が聴き放題となるサービスです。もちろんプライム会員は追加料金不要です。

ちょっとしたBGMなどに使う分には申し分のない楽曲数が聴き放題となるので、十分お得感があると思います。

ただし、最新の曲やアルバム等はあまり配信されない傾向にあり、こちらも位置づけとしてはあくまでもプライム特典の一部といったようなものです。

Amazonには、他に「Amazon Music Unlimited」というサーピスもありますが、こちらはAmazon Music Primeとは別物となり、プライム会員であっても別途料金が必要となります。

楽曲数は6,500万曲と充実しており、最新の楽曲も配信されてます。こちらはPrime Musicよりも、SpotifyやYouTube Musicのような有料の専門サービスに近い位置づけとなります。

Prime Reading

Kindle版電子書籍(雑誌・本・コミック等)の一部が読み放題となるサービスです。

読み放題の対象となる書籍類はその時によって変わるようですが、常時数百冊以上から選ぶことができます。
通勤・通学の時間を利用して軽く雑誌やコミック等を眺めてみるには十分なボリュームですよ。

Kindleの電子書籍を普段から利用している人はもちろんのこと、これから電子書籍を試してみたいという人も無料で色々と試してみることができる読み放題はメリットがあると思います。

Amazon Photos

Amazon Photosとは、写真やビデオを保存できるオンラインストレージ(クラウドストレージ)です。

プライム会員は、写真は無制限、ビデオは5GBの容量まで無料で使用することができます。

ビデオについては無料枠ではちょっと不足な感がありますが、写真についてはバックアップとしての用途でも使えますね。

Amazon Photos自体は非プライム会員でも使用できますが、写真・ビデオ合わせて5GBの制限(別途料金を払えば容量は増やせます)があります。

Amazonファミリー特典

Amazonファミリー特典は、主に小さい子供がいるファミリーがお得に使えるサービスです。

プライム会員に限らず、子供(主に新生児・乳幼児でメリットあり)の誕生(予定)日を登録しておくと、登録者限定のベビー用品等セールに参加することができます。

子供の成長に合わせてベビー用品等をおすすめしてくる等、人によってはやや鬱陶しいサービスという一面もあるのですが、プライム会員の場合には大きなメリットもあります。

ファミリーに子供を登録しているプライム会員の特典は、おむつ・おしりふきの定期お得便(一定期間おきに自動的に購入するシステム)が15%OFFとなることです。おむつ・おしりふきは定期便で購入するほうが便利なこともあるので、新生児・乳幼児のいる家庭にはありがたいサービスですね。

プライム・ワードローブ

あまり知られていない特典ですが、対象商品の服・靴・アクセサリー等を試着できるサービスとなります。

こちらはプライム会員限定の無料サービスです。一般会員は利用することができません。

まず、試着したい対象商品を配送してもらい、購入を決めたもののみ支払いをするというものです。購入しないものは返送用の着払い伝票をつかって送り返すだけです。

サイズ違いのものをいくつか試してみる等、便利な使い方ができます。サイズの判断が難しいキッズ服等にも対象商品があるので、プライム会員であればぜひ活用したいところですね。

現在はまだすべての商品が対象とはなっていませんが、今後対象商品が増えていくことにも期待したいです。

Amazonフレッシュ

アマゾンフレッシュとは、生鮮食品・日用品等をまとめて届けてもらえるサービスです。

ざっくりいうと、大手のスーパーが提供しているネットスーパーと同じようなものです。

現状は、サービス提供地域が、東京・千葉・神奈川の一部のみとなっており、まだまだ発展途上のサービスです。

また、最低購入価格が4,000円と高額であることや、商品自体もスーパーの店頭価格より高いことが多い等、ネットスーパーに対するメリットがあまり出せていない感じはあります。これからに期待といえるサービスですね。

このAmazonフレッシュもプライム会員限定のサービスとなります。

さらに月額500円払うことにより、Amazonフレッシュの配送料(390円)が無料になる「Amazonフレッシュ会員」となります。

月に2回以上利用する場合は、フレッシュ会員になったほうがお得になりますね。

その他

もはやこれだけでも、ゴミ出し以外には一歩も外に出なくても生きていけそうなサービスの数々ですが、他にもタイムセールの先行販売(通常より30分先にセールに参加できる)や、プライム会員限定価格等の特典を受けることができます。

プライム会員にはなるべきなのか?

まず、アマゾンで買い物をする機会が多い人であれば、会員になっておくべきだと思います。

特に、配送料がかかる2,000以下の買い物を月に1回以上するような場合、それだけで会費の元が取れてしまうので、会員にならない理由は特にありませんね。

そこまで買い物をしないという人は、その他の特典にどれくらい魅力を感じるかということになると思います。

例えば、すでにU-NEXTに加入しているのであれば、Prime Videoはオリジナルコンテンツ以外に魅力はありませんね。
Spotifyに加入しているならばPrime Musicを使う機会はないと思います。

とはいえ、月額にして500円以下と考えると、Prime Videoだけでもかなりのコスパです。
実際に、Prime Videoのためだけにプライム会員になる人も多いですよね。

>

まずは、配送特典で元が取れそうかどうか、取れない場合は他のサービスの価値がどれくらいあるかというところが、プライム会員になるか否かの判断になると思います。

迷ったらまずは30日のお試し期間で判断するのが良いのではないかと思います。

タイトルとURLをコピーしました