以下の記事では、アマゾンの買い物をお得にする方法をいろいろと紹介しました。
本記事ではその中でも、特にポイント還元に着目してもう少し詳しく説明していきます。
もちろん、セールの利用や最初からポイント付与の多い商品を選べばポイントバックは多くなりますね。
でも、普段の買い物で欲しいもの・必要な物を選ぶときにそんなこと気にしますか?
セールまで待って、たまたまその商品のポイントが増えることにかけたりしないですよね?
通常の買い物でポイント還元を少しでも得るための方法として、ここではアマゾンカードまたはアマゾンギフト券とポイントサイトを併用することをおすすめし、その理由について説明します。
アマゾンの買い物でポイント還元をえる方法は限られている
実は、アマゾンの買い物でポイント還元を得る方法はかなり限定されます。
特に2021年2月あたりから、ポイントサイトを介したアマゾンでの買い物によるポイント還元は絶滅の危機に瀕しています。
事実上、ポイントサイトによるポイント還元は、後に説明するECナビを利用する方法の一択となります。
さらに、ECナビを用いる場合も、ポイント還元が得られる商品(商品カテゴリー)は限定されているという現実があります。
基本的には、この後に紹介する方法でアマゾンポイントの還元を得ることになります。その上で特定のカテゴリーの商品を購入する際はECナビを利用するというのが、比較的簡単により多くのポイントバックを得られる方法となります。
実際には他にもアマゾンの買い物でポイントバックを得られるサービスは存在します。
ただし、それらのサービスは、支払い方法が限定(特定のクレジットカード等)されるなどしているため、ここで紹介する方法よりも高いポイント還元を得ることはできません。
一番のおすすめはアマゾンカード
アマゾンの買い物でポイント還元をお得にえることのできる方法で、最もおすすめするのは、アマゾンカード(アマゾンMasterCardクラシック/アマゾンMasterCardゴールド)で支払いをすることです。
アマゾンカードでアマゾンの支払いをする場合のポイント還元率は、以下の通りです。
クラシックカード | ゴールドカード | |
---|---|---|
一般会員 | 1.5% | – |
プライム会員 | 2.0% | 2.5% |
ここで、「クラシックカード」は、Amazon MasterCardの一般カード、「ゴールドカード」はその名の通りゴールドカードのことです。
また、ゴールドカードを所有すると、自動的に事実上のプライム会員となります。(すべてのプライム特典を利用することができます)
これらのカードは年会費が必要となりますが、特定の条件を満たすことにより、以下のように無料あるいはプライム会費より安い年会費ですべてのプライム特典が利用できるようになっています。
※ ゴールドカード会員は自動的にプライム会員になります
通常年会費 | 割引後年会費 | 割引条件 | |
---|---|---|---|
クラシックカード | 1,375円 | 0円 | 初年度0円 年一回以上の利用で翌年度0円 |
ゴールドカード | 11,000円 | 4,400円 | マイペイすリボで5,500円引き 年6回以上のWEB明細利用で1,100円引き |
これらのカードの違いについて、詳しくは以下の記事を見てみてください。
すでにアマゾンのプライム会員である人や、比較的よくアマゾンを利用する人はゴールドカードが断然オススメですよ。
現金派の人はamazonチャージでポイント還元
カードはまだ作れない、作りたくない派の人には、amazonチャージでポイント還元を得ることができます。
amazonチャージというのは、予め一定額をチャージしておき、そのチャージしたお金で買い物ができるというものです。
いわゆる「プリペイド」ですね。
このamazonチャージに、一度に現金で5,000円以上チャージをすると、以下のレートでポイントの還元を得ることができます。
チャージ金額 | 通常会員 | プライム会員 |
---|---|---|
90,000円~ | 2.0% | 2.5% |
40,000円~ | 1.5% | 2.0% |
20,000円~ | 1.0% | 1.5% |
5,000円~ | 0.5% | 1.0% |
ただし、注意しなければならないのは、ポイント還元を得るためには、基本的に現金でチャージする必要があるということです。
クレジットカードからのチャージではポイント還元は得られません。(クレジットカードのポイントは購入額に応じて付与されますが・・・)
ただし、セブンアイグループのnanacoを用いたコンビニ(セブンイレブン)店頭でのチャージの場合は、ちゃんと上の表のポイント還元を得ることができます。
つまり、まずnanacoにクレジットカードでチャージし、そのnanacoでamazonチャージをすることにより、クレジットポイントとアマゾンポイントの2重取りができるというわけです。
高額な買い物をする際などに、この方法で予め高額なチャージをしておくようにすれば、アマゾンカードの還元率よりも良くなることになるわけです。
例: プライム会員が還元率1%のクレカでnanacoチャージ後に40,000円のamazonチャージを行う→ クレカポイント1% + アマゾンポイント2% = 3%分のポイント還元となり、アマゾンゴールドカードよりも高還元率になります。ちょっと面倒ですけどね・・・
ポイントサイトはECナビ一択
上記の、アマゾンカードあるいはamazonキャッシュと併用して使うことができるポイントサイトは、ECナビ一択となってしまいます。
他にも、ポイントサイト大手のモッピーや、その他クレジット会社けいのポイントモール等でamazonに対応していますが、いずれも支払い方法が特定のプリペイドカード・クレジットカードとなるため、上記方法との2重取りはできません。
というわけで、アマゾンカードやアマゾンギフト(amazonチャージ)を利用してもポイントバックを得ることができるのは、支払い方法に制限のないECナビが唯一の「使える」ポイントサイトということになるわけです。
ただし、ECナビでポイント還元を得ることができるのは特定のカテゴリーの商品に限定されます。
以下に、そのカテゴリーと還元率をまとめます。
還元率 | 商品カテゴリー |
---|---|
0.5% | Kindle書籍リーダー、Fire Tabletデバイス、 Echo&Alexaデバイス、Fire TV, Echo&Alexa関連商品、Kindleアクセサリ、 Fire Tabletアクセサリ |
4.0% | 服&ファッション小物、ジュエリー、 シューズ&バッグ、衣料品 自社ブランド |
これらのカテゴリー以外の商品は、ECナビからアマゾンに移動して購入しても、ECナビのポイントはもらうことができません。
かなりカテゴリーが限られてしまっているのが残念なところですね。
ただし、ファッション関連等の還元率は4%と比較的高還元率になりますので、これらのカテゴリーの商品を購入する際はECナビ経由でアマゾンサイトに行くのを忘れないようにしたいところです。
ポイント還元を最大化する方法まとめ
ここまで説明したように、アマゾンでの買い物でポイント還元を得る方法は、以下の方法を併用することとなります。
- アマゾンカードあるいはアマゾンチャージを利用する
- (特定カテゴリーの商品であれば)ECナビを経由して買い物をする
この2つを併用すると、例えばアマゾンゴールドカードでファッション関連の商品を購入する場合、2.5%(アマゾンポイント)+ 4.0%(ECナビポイント)= 6.5%相当分のポイント還元が得られます。
もちろん、アマゾンの商品自体にかけられているポイントもありますので、例えばポイント3%付きの商品を購入した場合、購入額の計9.5%分の還元となるわけです。ここまでくると大きいですよね。
楽天市場よりもポイント稼ぎはしにくいアマゾンですが、ここで紹介した方法をとることでそこそこのポイント還元を得ることができるんです。
追記
とはいえ、アマゾンでの買い物は「セール中の商品」を狙うことが圧倒的にお得になりがちです。
現在セール中の商品を以下にまとめました(毎日更新)ので是非見てみてください。