以下の記事では、Amazon MasterCardのメリット・デメリットについて説明しました。
Amazon MasterCardクラシックとゴールドの違いや、年会費を割引する方法をよく知らない方は、まずこの記事をよんでいただくことをおすすめします。

ここでは、Amazonカードを入手する方法と、その際にもらえる特典(アマゾンポイント)を取りこぼさないための方法について解説します。
Amazonカードの入会特典
入会特典は常にあるわけではないので、基本的にはアマゾンのサイトで確認するようにしてください。
通常は、クラシックカードは入会時に数千円分のアマゾンポイントのプレゼントが特典として用意されていることが多いです。
一方でゴールドカードについてはこの入会時のポイントのプレゼントが用意されていないことのほうが多いです。
このような場合も、以下の手順を踏むことにより、クラシックカードの入会特典(アマゾンポイント)をゲットしつつ、最終的にゴールドカードを入手することが可能となります。
- クラシックカードを申し込み、発行される → アマゾンポイントをゲット
- クラシックカードが発行されたら、ゴールドカードに切り替える
やることは簡単で、まずポイントプレゼントのあるクラシックカードを発行し、その後ゴールドカードに切り替えるというだけです。
タイミングによっては、ゴールドカードの発行でもアマゾンポイントがもらえるキャンペーンを行っていることもあります。
そんなときは素直に最初からゴールドカードを申し込んでしまえばいいでしょう。
ただし、このクラシックカードからゴールドカードへの切り替え手順をあやまると、先の記事に書いたようなマイペイすリボによる年会費の割引を得ることができなくなってしまいます。
ここからは、クラシックカードからゴールドカードへの切り替えを行う際、マイペイすリボによる割引を初年度から得るための方法について説明していきます。
クラシックカード → ゴールドカードを割引適用で切り替える方法
Amazonゴールドカードのレビューページを見ると、クラシックカードからゴールドカードの切り替えで、マイペイすリボにできず、初年度会費の割引を得られないというケースが目立ちます。
ポイントは、クラシックカードを「マイペイすリボ」カードにした後、ゴールドカードに切り替えるというところにあります。
そうすることで、切り替えられたゴールドカードは最初から「マイペイすリボ」カードとなり、初年度から割引が適用されるわけです。
※ マイペイすリボでない通常のカードをゴールドカードに切り替えてしまうと、その時点で割引なしの年会費が発生してしまいます。(後からマイ・ペイすリボにしてもその年度の会費に割引は適用されません)
以下に、クラシックカードの申込みからゴールドカードの入手までの具体的な方法について説明します。
1. アマゾンに入会
アマゾンのメンバーでない場合は、まず初めにアマゾンに入会しましょう。
アマゾンへの入会は特に注意する点もありません。例えばアマゾンのトップページの上部にある「ログイン」のリンクをたどれば、新規登録に進むことができます。
2. Amazonクラシックカードを申請
Amazon MasterCard クラシックを申請します。
ここではいくつかの点について注意する必要があります。
まずは、アマゾンのMasterCard クラシック申し込みページに行きます。下のボタンから進めば申し込みページになります。

ここで、アマゾンにログインしていない場合はログインする必要があります。
ログイン後は、以下のように表示内容が少し変わります。
入会特典のポイントがログインしていない状態では2,000ポイントだったのに、ログイン後は6,000ポイントになっていますね。(2021年6月時点での特典ポイントです)

申し込みページ内に、「今すぐ申し込む」というボタン(リンク)があるのでクリックします。
ここからは、アマゾンでなく、カードを発行している三井住友カードのサイトに移ります。

ここで、申し込みを開始します。
アマゾンカードの入会特典を得るには、上記の手順でアマゾンの申し込みサイトから三井住友カードの登録サイトに進む必要があります。
アマゾンのサイトを介さずに三井住友カードのサイトから申し込みを開始してしまうと、アマゾンの入会特典は得られませんので注意してください。
三井住友カードのサイトでの手順は、画面の支持に従った必要な項目に記入していくだけの簡単なものです。
ただし、今回の場合(マイ・ペイすリボのゴールドカードに切り替える前提)は、一点だけ注意する箇所があります。

申し込みを進めていくと、上の画面のように支払い方法を設定する箇所があります。
ここで、マイ・ペイすリボに「申し込む」を選択してください。
ゴールドカードへの切り替えの際、支払い方法はクラシックカードの設定を引き継ぎます。
そのため、クラシックカードの時点でマイ・ペイすリボにしておく必要があります。
※ 申請時に設定せず、後からマイ・ペイすリボに変更することも可能です。
申請を終え、審査をパスするとカードが郵送で送られてきます。(送られてくるまで一週間程度です)
3. Vpass登録
Amazonカードの明細確認や各種設定変更・確認は、三井住友カードの「Vpass」というインターネットサービスを使用します。
Vpassはウェブブラウザの他、スマートフォンのアプリもあります。どちらを使っても良いのでまずは登録しておきましょう。
登録のサイト・アプリは、郵送されてくるカードに同梱されている「ご利用ガイド」に案内があります。
こちらも画面の案内に従って必要な情報を記入していくだけですので、特に難しい点はありません。
4. WEB明細登録
ここで、次年度以降の割引のためのWEB明細を登録しておきましょう。この設定もゴールドカードへの切り替えで引き継がれます。
※ 不要な方はスキップしてください。
Vpassにログインしたら、「利用明細・お支払い」→「WEB明細の登録・解除」と進みます。

この後は、画面の指示に従うだけですので簡単に済むと思います。
WEB明細になったかどうかはMyページでの表示で確認できます。

5. ここで数日待つ
この時点で、ゴールドカードへの切り替えの準備はできている状態ですが、念の為クラシックカードが届いてから3日ほど待ちましょう。
というのも、クラシックカードに設定した内容は、ゴールドカードへの切替時に引き継がれるようになるまで2~3にちかかる場合があるためです。
つまり、クラシックカードで設定を変更した直後にゴールドカードに切り替えてしまうと、その設定が引き継がれない可能性があります。
とくに急ぐ理由がなければ、マイ・ペイすリボ、WEB明細の設定が確実に引き継がれるように、数日待ってからゴールドカードに切り替えるようにしましょう。
6. Amazon MasterCard ゴールドへの切り替え
それではいよいよゴールドカードに切り替えます。
切り替えは、先に登録したVpassで行います。
切り替えの申請ページの場所はちょっと分かりづらいのでスクリーンショット(Webブラウザ)で説明します。
Vpassのトップページ右上の「会員情報」→「お客様情報の紹介・変更」に進みます。

「各種変更・お手続き」のページに遷移します。
少し下にスクロールすると、「カード種類の変更・カードの再発行」という項目があります。
ここで「カードのアップグレード」をクリックします。

アップグレードのページで少し下にスクロールすると、ゴールドカード絵の切り替え申し込みの項目があります。
ここの「お申し込みはこちら」をクリックします。

あとは画面の案内に従って進むだけです。
※ 勤務先や住所等に変更がないかどうか(変更があれば変更可能)の確認程度です。
7. 審査が通れば完了
ゴールドカードなので、クラシックカードよりは審査は厳しいかもしれません。
審査の結果は数日以内にメールで通知されます。
審査をパスすれば、後日ゴールドカードが郵送されてきます。
審査をパスした時点で、アマゾンでの買い物はできる状態になっています。
(アマゾンの支払いカードの選択肢に自動的に追加されています)
この時点では、Vpass上にはクラシックカードとゴールドカードの両方が表示されますが、クラシックカードを使用することはできません。
1ヶ月ほどでクラシックカードの表示はなくなります。
念のため、年会費を確認してみます。
Vpassから明細を見ると以下のように、ゴールドカードの年会費が5,500円となっています。

WEB明細の1,100円割引は次年度からとなりますので、ここではマイ・ペイすリボの割引が適用されていることがわかりますね。
繰り返しになりますが、以下の手順は、クラシックカード限定の入会特典を得た後に、マイ・ペイすリボによる割引が適用されたゴールドカードを入手するまでの流れです。
ゴールドカードの入会特典のほうが良いタイミングであったり、そもそも入会特典は不要だという場合は、素直に最初からマイペイすリボのゴールドカードを申請してしまえば良いだけです。