普通に買っても安いのがアマゾンの魅力なわけですが、さらにお得に買う方法があるのであれば是非活用したいところですよね?
本記事では、アマゾンでお得に買い物をする方法について解説します。
タイプ別お得な買い物方法
まず、買い物のタイプ別に活用をおすすめするお得ワザをまとめます。
利用シーン | 方法 | オススメ度 |
---|---|---|
どんなときでもお得 | アマゾンカードを使う | |
Amazonギフト券を使う | ||
ポイントサイト経由で買う | ||
転売サイトでギフト券購入 | ||
お得な商品があれば買いたい | セール品をチェック | |
Amazonクーポンをチェック | ||
Amazon Basicsをチェック | ||
アウトレット品をチェック | ||
買いたい商品が決まっている | Amazonクーポンをチェック | |
アウトレット品をチェック | ||
プロモーション情報をチェック | ||
商品価格の動きをチェック | ||
定期的に購入する消耗品 | 定期おトク便を使う |
※ 同じ方法(例:アウトレット品をチェック)が複数ありますが、利用シーンよりオススメ度が違うため、あえて個別に記載しています。
それぞれの方法については、これから説明していきますね。
アマゾンをお得に使う方法 オススメしない方法もあるよ
アマゾンカードを使う

アマゾンでの買い物なら購入金額の最大2.5%分のアマゾンポイントが還元されるのが、このアマゾンMasterCardです。
- アマゾンMasterCardクラシック : 一般会員の還元率1.5%, プライム会員の還元率2.0%
- アマゾンMasterCardゴールド : 還元率2.5% (プライム会員特典も付随される)
アマゾンで比較的よく買い物する人は、持っておくことをおすすめします。
特に現在プライム会員かつゴールドカードが持てる(年齢等の制限あり)人であれば使わない手はないと思っています。
アマゾンカードについては以下の記事で詳しく説明していますので、興味のある方は参照してください。
メリット
- アマゾンの買い物であればすべてポイント還元がある
- 自動的にポイント還元されるので手間がかからない
- プライム会員であればゴールドカードで実質年会費を安くすることができる場合がある(上記記事参照)
- アマゾン以外の買い物でもアマゾンポイント1%の還元
デメリット
- カードの所有には年齢等の制限あり。審査もある。
ポイントサイト経由で買う

数は少ないですが、一部のポイントサイトは、アマゾンに対応しています。
それらのポイントサイトを経由してアマゾンで買い物をすることにより、一定のポイントが還元されます。
現状では、以下のポイントサイトのアマゾン対応が確認できています。
ポイントサイト | 還元率 | コメント |
---|---|---|
ECナビ | 0.5-4% | 商品カテゴリー限定 |
モッピー | 0.5% | 1,000円以上 公式プリペイドカード払い限定 |
dポイントクラブ | 1% | d払い限定 |
オリコモール | 0.5-4% | 商品カテゴリー限定 Oricoカード払い限定 |
Oki Dokiランド | 0.5-4% | 商品カテゴリー限定 JCBカード払い限定 |
この中で一番のオススメは、ECナビです。唯一アマゾンカードでの支払いもできるので、アマゾンカードのポイント還元との二重取りが可能です。
ただし、ポイント還元の対象となる商品カテゴリーは限定されているため、すべての買い物について還元を得られるというわけではありません。
実際にはファッション関連や、KindleやFire TV等のアマゾン商品関連だけでしか還元を得ることができません。(オリコモール・Oki Dokiランドも同様です)
その他のポイントサイトは、支払い方法が限定されており、いまひとつ魅力に欠けます。
メリット
- (ECナビ)支払いクレジットカードの制限なし
- (ECナビ・オリコモール・Oki Dokiランド)ファッション関連等、一部の商品カテゴリーでは4%と高還元率
- (モッピー・dポイントクラブ)なにを購入してもポイント還元がある
デメリット
- (ECナビ・オリコモール・Oki Dokiランド)ポイント還元のある商品カテゴリーが限られている
- (ECナビ以外)支払い方法が限定される
Amazonギフト券を使う
Amazonギフト券のチャージタイプを利用すると最大2.5%のポイント還元が得られます。
還元率は会員ステータスやチャージ額によって異なり、以下の表のようになります。
一回のチャージ金額 | 通常会員 | プライム会員 |
---|---|---|
90,000円~ | 2.0% | 2.5% |
40,000円~ | 1.5% | 2.0% |
20,000円~ | 1.0% | 1.5% |
5,000円~ | 0.5% | 1.0% |
ただし、このポイント還元を得るために、チャージは基本的にコンビニ・ATM・ネットバンク等を用いて現金で行う必要があります。
カードからのチャージではポイント還元はありませんので注意してください。
アマゾンでは基本的に現金払いの人や、アマゾンカードを使わない人はぜひ活用したいところですね。特に高額商品を購入する際はギフト券にチャージしてから購入すると大きな還元率になるのでお得ですね。
ちょっとひと手間かかりますが、実はクレジットカードのポイントとの2重どりをする方法もあります。
それは、セブンイレブンのnanacoでギフト券を購入するという方法です。
nanacoにクレジットカードをチャージし、そのnanacoを用いてアマゾンギフト券にチャージすることにより、クレジットカードのポイントとアマゾンギフト券のポイント還元を2重取りできるというわけです。
メリット
- アマゾンの買い物すべてで使うことができる
- 事実上の現金払いで還元が得られる
デメリット
- プリペイドとなるため使い切らないと損になる
- 高額のチャージをしないと還元率は低い
2021年2月から終了日未定で、プライム会員限定でクレジットカードからのチャージでも0.5%の還元を得られるキャンペーンが行われています。
プライム会員+アマゾンカードの所有者であれぱ、以下のような高還元率となりますので見逃せませんね。
アマゾンカードタイプ | カードによるポイント還元 | キャンペーンポイント | 合計ポイント |
---|---|---|---|
クラシック | 2.5% | 0.5% | 3.0% |
ゴールド | 2.0% | 0.5% | 2.5% |
終了日が未定のキャンペーンなので、いつ終了してしまうかわかりません。
最新の情報はAmazonチャージのページで確認してください。
転売サイトでAmazonギフト券を購入 :: おすすめしません
一部の転売サイト/金券ショップではAmazonギフト券を1~20%引きの価格で販売(転売)しており、お得情報として紹介されていることも多いのですが、当のアマゾンではこの手のギフト券を購入しないよう喚起しています。
以下に、アマゾンの注意喚起を抜粋します。
Amazonギフト券を転売サイトから購入しないでください
下記をはじめとする、Amazon.co.jp が承認していない購入サイトにおいて、詐欺など不正取得の可能性のあるAmazonギフト券が販売されている事例が多数報告されています。
<– 略 –>
Amazon.co.jp では、Amazonギフト券細則の規定に基づき、転売もしくは不正に取得された可能性のある Amazon ギフト券のロック(凍結処置)および無効化ならびに関連するアカウントの停止を随時行っております。そのため、未承認の購入サイトから Amazon ギフト券を購入された場合、お手持ちの Amazon ギフト券が予告なく使用できなくなる場合があります。当サイトが承認していない購入サイトからのご購入は、お控えいただきますようお願いいたします。
Amazonの注意喚起ページより
要するに、転売サイト等で購入したギフト券は無効化されている可能性があるということです。
上記の引用元に記載されていますが、ギフト券の再販売や買取サイトに販売すること自体がAmazonギフト券細則に反しているので、「不正に取得されたAmazonギフト券」になると思われます。
というわけで、転売サイト/金券ショップ等からのAmazonギフト券は購入しないようにしましょう。
セール品をチェック
アマゾンでは通常年に2回の大型セール(Amazonプライムデー、Amazonサイバーマンデー)を行っていますが、それ以外(タイムセール等)でも常時数100点以上の商品がセール販売されています。
ここで割引中の商品をチェックして購入すると、かなりお得な買い物ができる場合があります。
特定の商品がセールされている確率はかなり低くなりますが「超お買い得なものがもしあれば買っておく」みたいな買い方をする人にとってはかなりお得になります。
場合によっては、90%以上の値引き品もあったりします。(在庫処分のためか、99%引きなんていうのもあります)
お得なセール品を探しやすくするため、セール中の商品だけをまとめたページを作りました。情報は随時更新しています。
ぜひ以下のページを見てみてください。大型セール期間中はもちろん、それ以外の時期でも驚くような割引品が見つかったりしますよ。
メリット
- 割引率はすごく高い(ものもある)
デメリット
- ほしい商品が決まっている場合は使えない
Amazonクーポンをチェック

クーポンが提供されている商品ページを見ると、たまに上赤枠で示しているように「xxxのクーポンがあります」と表示されています。
このような場合は割引クーポンが使えるのでぜひ活用しましょう。
欲しい商品のクーポンがあるかどうかは運次第となります。
アマゾンのこちらのページからすべてのクーポンが確認できますので、たまに確認してみることをオススメします。
メリット
- 特に制限なく使用できる
デメリット
- 欲しい商品にクーポンがあるとは限らない(欲しい商品にたまたまクーポンがある確率は少ない)
- 割引率はセール品ほどのインパクトはない場合が多い
Amazon Basicsをチェック
Amazon Basicsとは、アマゾンのプライベートブランドのことです。
乾電池やUSBケーブル等は人気がありますが、それ以外の商品も実は品揃えが多いです。
もちろん有名メーカーヒント比べると価格は安い傾向にあります。
Amazon Basicsの商品はこちらのページで確認できます。
特定の商品がほしいわけでない場合は、必要なものがAmazon Basicsにあるかどうかを確認してみると良いかもしれません。
メリット
- 有名メーカー・ブランド品と比べてコストパフォーマンスが良いものがある
デメリット
- (人によってはダサいと感じる)Amazonプライベートブランドにしてはそこまでコスパが良くないものも結構ある
アウトレット品をチェック
アマゾンにもアウトレット品があり、値引き販売されています。
通常は化粧箱が傷んでしまったものや、食料品の場合は消費期限が短くなってしまったものがアウトレット品となります。
商品に少し傷がある場合もあるようですが、機能に問題があるようなものは無いと思われます。
アマゾンのこちらのページですべてのアウトレット品を確認できます。
メリット
- 化粧箱の傷等が気にならなければかなり安く購入できる
デメリット
- 欲しいものか決まっている場合はたまたまその商品のアウトレットがある確率は低い
プロモーション情報をチェック

商品ページを見るとこのようにプロモーション情報が記載されている商品があります。
内容は、複数個購入するとxx%引きとか、特定の他の商品を同時購入するとxx%引きなどの物が多いです。
多くの場合は余計なものを購入しなければ適用されない割引になり、「お得に買い物できる」かというと、正直微妙なところではあります。
セット購入で割引されるものがたまたま必要なものである場合には「お得」になりますね。
この割引を狙う買い物をするというよりは、解体商品にたまたま条件に合うプロモーションがあったら利用するくらいに考えておくと良いかと思います。
メリット
- たまたま条件に合う場合は割引等の特典が得られる
デメリット
- 大抵の場合は余計な買い物をすることが割引の条件になってしまう
商品価格の動きをチェック
アマゾンでの商品の価格の推移を確認できるチェックとして有名なものとしてKeepaがあります。
この手のツールは、以前からセドラーの方がよく使うツールとして存在していましたが、このKeepaは各種ブラウザのプラグインとして使えるようになっている等、非常に使い勝手が良いもので、買い物目的の人でも問題なく使用することができます。
例えば、Keepaをプラグインとしてインストールしたブラウザで、Amazonベーシックの乾電池の商品ページを見ると、ページ内に以下のようなKeepaのデータが表示されます。

例えばこの場合は、最近になって価格がかなり下がっていること、年に2回の大型セールではさらに安くなっていることがわかりますね。
非常に便利なように思いませんか?
ただ、実際にこれを使ってお得な買い物をするのはなかなか難しいです。
どちらかというと、最安値のタイミングを逃していることに気づいて購買意欲がなくなるケースのほうが多くなるかもしれません。
例えば、安いタイミングを数ヶ月も待った挙げ句、100円くらいの割引きにしかならない場合、それは本当に「お得」と言えるかどうか。。。
ただ、この推移を見て安くなるタイミングをうまく予測できるセンスのある人にとっては強力な武器になるかもしれませんね。(筆者は無理だったので普段は使用していません。ページによっては表示がじゃまになったりするんです。)
メリット
- 商品が買い時かどうかを判断しやすい
デメリット
- これを活用して「お得」な買い物をするのは簡単ではない
- 使用品がすぐ必要なときは役に立たない
定期おトク便を使う
日用品・消耗品等を中心に、定期的に購入する設定にすると10%程度割引になるサービスが定期おトク便です。
洗剤やおむつ等の日常的に使用する消耗品などは、この定期おトク便で購入すると、買い忘れもなく割引にもなります。これはおすすめです。
メリット
- 割引率が比較的高い
- 消耗品の買い忘れがない
デメリット
- 購入のたびに最安値を探すような買い方はできない
アマゾンのお得な買い方まとめ
意外と多くの方法があるものですね。
もちろん、これらの方法をすべて適用できるわけでなく、いくつかを組み合わせて買い物することがお得な買い物のコツですね。
特に、これらの中でも特におすすめできるのは、アマゾンカード(特にゴールドカード)とセール品狙いです。
アマゾンカードは何を買っても常に還元を得られるのが魅力です。
セール品狙いは、欲しい物があれば非常に大きな割引を得られることが魅力となりますね。
残念なことに、特に2021年2月あたりから、ポイントサイトの対応終了や還元率の引き下げや商品カテゴリーの限定等の改悪が相次いでいます。
そのため、今ではポイントサイトを介したアマゾン購入の魅力は少し下がってきています。